ビジネス系サブスクリプションといえば、「SmartHR」が有名ですね。
SmartHRはクラウド型の人事労務ソフトのことで、雇用契約や入社手続きなどの人事手続きや、勤怠管理システムなどをインターネットに繋がれた端末から行うことができます。
SmartHRのように、システムやソフトウェアをインターネット上で提供し、毎月や年間で使用する形で月額料金を利用者が支払う(サブスクリプション)サービスが、一般的に「クラウドサービス」「SaaS(サース/サーズ)」と呼ばれるビジネスモデルです。
ビジネスサブスクの決定版!SmartHRとは?
「SmartHR」とは、インターネット上でサービスを提供する「クラウド」型の人事労務ソフトです。
人事労務ソフトと聞くと、会社で関わることがない人にはあまり聞きなれないサービスかもしれませんが、簡単にいうと人事手続きや勤怠などで会社員が使うシステムのことです。
SmartHRでは、主に以下の機能が利用できます。
- 人事情報の管理・活用
- 給与計算・管理
- 勤怠管理
- 採用管理
- マネジメント
- 評価管理
- 福利厚生サービス
- チャットツール など
ソフトの導入は会社単位ですが、個人情報は従業員に直接入力してもらう仕様のため、入力された情報は自動で管理され、転記ミスや担当者の負担も軽減できます。
年末調整の手続きもパソコンやスマホから簡単に行え、その他労務手続きや電子申請、Web給与明細の発行、源泉徴収の配布、マイナンバーの管理など、様々な労務手続きをペーパーレスで完結できるサービスです。
- 労務手続きや人事管理が簡単
- クラウド型だからネット上で操作
- 月額料金はプラン×登録人数
SaaS型のメリットは、従来の買い切りダウンロード型とは異なり、継続的な付き合いができるため、常に利用者とサービス提供者が同じ立場に立てることです。
インターネットにつながっていればどの端末からでも操作が可能ということは、使い方やサービスの不具合にもすぐに対応してもらえる他、「SmartHR」は週に1度は改善・アップデートをしているため、常に最新版を使えるなどもSaaS(クラウド)型のメリットでしょう。
もちろん、サービスはマイナンバーを含め、個人情報を扱うものなので、セキュリティへの取り組みは徹底しているようです。
SmartHRの料金体系はコスパよし!
「SmartHR」の料金は月額制で、単価 × 登録された従業員の人数で計算されるため無駄がありません。
単価となる料金プランは以下の3つで、それぞれ「企業の規模」や「できること」などで分けられています。
- スモールプラン
- スタンダードプラン
- プロフェッショナルプラン
「SmartHR」を導入している企業は2万5000社(2019年7月調査)ほどで、企業規模は数名〜10万人以上のところまでとかなり幅があるようです。
また、「SmartHR」の特徴として、10名以下の会社では利用が無料になります。まずはサービスの良さを実感してもらい、会社の成長を手助けすることで本格的な導入をしてもらえるのかもしれませんね。
SmartHRの口コミ・評判
SmartHRはユーザーがとても使いやすい素敵なプロダクトでした。(30代/男性)
雇用保険の資格取得届をSmartHRで初めて電子申請した。めちゃ便利。
一方で申請から3週間経ったが審査が進まないので電話で問い合わせると4月7日の分を現在処理していますとのこと。
入口が便利になっても役所の処理スピードがボトルネックになるのは給付金と同じ構造。— ぽろぴー@ダンサー税理士・会計士 (@P010py) May 22, 2020
ウチは月をまたいで継続のヒトについてはSmartHRで報酬含むひととおりを管理してるんだけど、アレは人事管理はできても採用プラットフォームではないから別個で必要になってしまった感じ
HRMOSとかは人事管理と採用管理が一緒にできるらしい…— 奥ゆかしい (@shuma_yoshioka) May 17, 2020
今さらだけどSmartHRの無料お試しを使って感動してる。30人未満は無料って凄すぎる!零細企業にとっては神のようなサービスだ。SmartHR本社のある六本木に足を向けて寝れない!
— kenzeaux@愉快な日々 (@kenzeaux) May 26, 2020
人事労務や手続きに手を焼いている担当者や企業は、新型コロナ感染影響に伴いリモート化が進む現代に合わせて、活用してみない手はないかもしれません。