「TOKYO TEA JOURNAL(トウキョウティージャーナル)」とは、銀座創業の煎茶専門店「煎茶堂東京」が展開するお茶(煎茶)のサブスクリプションサービスです。
全国のお茶農家が栽培したお茶が定期便で自宅に届くため、おうち時間の新習慣として人気があります。
世界に向けたお茶の発信もしている「TOKYO TEA JOURNAL」ですが、気になるのは実体験の感想や口コミですよね。
そこで本記事では、2021年の2月に「TOKYO TEA JOURNAL」を実際に利用し、申し込みから届くまでの流れや中身、解約方法まで、評価するべき点や気になる点を徹底レビューし、正直な感想と共にご紹介します。
「TOKYO TEA JOURNAL」とは?
改めて「TOKYO TEA JOURNAL」のご紹介ですが、銀座に本店を構える煎茶専門店「煎茶堂東京」が始めたサービスで、全国のお茶農家が栽培した50種類以上の「茶葉」と「情報誌」が自宅に届きます。
特筆すべきは継続率で、なんと「TOKYO TEA JOURNAL」はサービスを開始して2年ですが、公式サイトによると継続率は “94.93%” と高い数字を誇っています。
それだけ「お茶」の魅力に魅せられた人が多く、リピーターが増え続けているのでしょう。
「TOKYO TEA JOURNAL」について詳しく知りたい方は、こちらでご紹介しています。

「TOKYO TEA JOURNAL」を始めたきっかけ
私が「TOKYO TEA JOURNAL」を始めたのは、『お茶を良く知りたい』という探求心に似た気持ちを持ったのがきっかけです。
もともと出身地がお茶の名産地でもある「静岡県」だったので、昔から当たり前にお茶を飲んでいたこともあり、かなり慣れ親しんでいると自負していました。
しかし、具体的な煎茶の種類や煎れ方については、正直あまりよく分かっていないことに気付いたのです。
さらに日本の緑茶は海外でも人気で、「Green tea」として多くの国で親しまれています。
仕事柄、海外の人とも交流を持つ機会があるため、「日本の文化」として海外の方にお茶の種類や煎れ方を説明できたら素敵だなという思いもあったからかもしれません。
料金的にもお値打ちで始めやすい価格であったため、『趣味の範囲』でお茶の世界に足を踏み入れることができました。
「TOKYO TEA JOURNAL」の徹底レビュー
ここからは、実際に体験した「TOKYO TEA JOURNAL」のレビューをしていきます。
TOKYO TEA JOURNALの申し込み~発送まで
「TOKYO TEA JOURNAL」は、公式サイト – 煎茶堂東京オンラインから申し込みます。
申し込みの流れ(手順)は以下の通りに進めば、後は受け取りまで待つだ家となります。
- 公式サイトへアクセス
- 「お茶の定期便を試してみる」をクリックして注文手続きへ
- 住所やメールアドレスなどの必要情報を入力
- 次ページで『カート情報』の料金を確認
- 支払い情報などを入力
- 確認して手続き完了
上記が完了すると、登録したメールアドレスに注文内容に関するメールが届きます。
届く日は地域差はあるかもしれませんが、申し込みをした段階での発送は『翌月の中旬』になると記載があり、実際には1月末に申し込んで2月10日の受け取りという流れでした。
初回の「TOKYO TEA JOURNAL」が届くまでの間は、「お茶の煎れ方の知識」や「扱っている茶葉の紹介」など、お茶に関するメールマガジンが届きます。
正直、メルマガの数は比較的多いので、気になる場合はメルマガ内の「購読解除」から解除してしまった方がよいと思います。
申し込み画面とディスカウントコード
以下は、実際に申し込んだ際の手続き画面です。
右側の『カート情報』の料金は、全ての情報を入力をすると配送料(300円)が加わった金額が表示されます。
また、この時に『ディスカウントコード』を持っている場合は入力を忘れないようにしましょう。
ディスカウントコードを入力すると初回の場合に限り、配送料のみで申込む事ができます。
このディスカウントコードは、すでに「TOKYO TEA JOURNAL」を申込されている方に『紹介コード』を教えてもらう必要がありますが、SNS等で発信している人も多いのでそこから教えてもらうと良いですよ。
TOKYO TEA JOURNALの受け取り
地域差もあるかもしれませんが、私の場合はメールが届いた2日後に「TOKYO TEA JOURNAL」が自宅に届きました。
「TOKYO TEA JOURNAL」の受け取りは通常ポストINですが、我が家は郵便受けが狭いので、郵便屋さんから直接受け取りました。
自宅にいたので無事に受け取れましたが、不在の場合はポストにねじ込まれるか、翌日配達だったかもしれません。
郵便屋さんのバイク配達で届きましたが、箱のサイズは想像よりもずっと大きかったです。
TOKYO TEA JOURNALの中身
いよいよ箱を開封!
開け口も楽々でした。(こういう小さな心遣いが嬉しいです)
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箱を開くと、正面に2種類の茶葉が。
奥のポケットには「TOKYO TEA JOURNAL」の情報誌が入っていました。
- 009 OKUHIKARI~おくひかり~(4g)
- 048 HOUSHUN~鳳春~(4g)
- 「TOKYO TEA JOURNAL」情報誌
1つずつご紹介していきます。
009 OKUHIKARI~おくひかり~(4g)
届くお茶は指定できませんが、メルマガで『OKUHIKARI~おくひかり~』の特集をしていたので気になっていた、地元「静岡」のお茶です。
このお茶に関する情報が記載されているパッケージもお洒落なので、ハサミで丁寧に切り取ってコレクションしてみようと思います。
そしてパッケージの表示をよく見ると、『火入れ:128℃』との記載が…しかしこれは製造過程での話なので、「128℃のお湯を準備する」という意味ではないので安心してくださいね。
(こんな勘違いをするのは、私くらいかな?)
048 HOUSHUN~鳳春~(4g)
「鳳春」は、らしさ溢れる「京都」のオリジナル品種です。
「透き通ったスープのよう」というキャッチフレーズの玉露向きの品種で、表現はユニークで面白いですが、果たして自分が「スープ感」を感じ取れるかの自信はありませんでした。
上記の「おくひかり」と比較すると、「火入れ温度」が84℃とかなり差があるのが気になります。
一方で、味の表記である「甘味★★」「苦み★」は一緒なので、風味の違いを感じ取ることが出来れば嬉しいです。
「TOKYO TEA JOURNAL」情報誌
「TOKYO TEA JOURNAL」で同封されている情報誌には、お茶の知識や様々な情報が記載されています。
なお、今回は2月ということもあり、チョコレートの原料である「カカオ」特集でした。(バレンタインを意識してのことでしょうか)
一見「お茶」と関係なさそうなテーマですが、「カカオ(チョコレート)」と一緒に楽しむ際のお茶レシピが記載されていました。
「カカオ」と「お茶」という、全く新しい発見・楽しみ方の秘訣を得られるのではと思います。
▲ 公式サイトの情報誌の内容のサンプル
普段、紙媒体の冊子を読む機会も減ってきていたので、こういう季節やイベントを感じられる情報誌は新鮮です。
感想としては、リラックスをしながら丁寧な時間を過ごす事に繋がりました。
内容は掲載できないですが、以下のような感じです。
- カカオについて
- 今回届いたお茶の詳細
- チョコレートと一緒に楽しむ方法・レシピ
- 会員特典等のその他の情報
カカオ特集であることは事前に知っていましたが、想像以上のボリュームです。
お茶のサブスクリプションである事を忘れるくらいの読みごたえがあり、逆に読む時間のない方や興味のない方は飛ばし読みでも良いかもしれません。
もちろん、必ずこのレシピ通りにお茶を飲む必要性はないので、自由に「楽しむ」事が大事です。
実際にお茶を淹れてみました
いよいよお茶を煎れていきます。
今回は、煎茶堂東京さんのメルマガに「お茶の淹れ方」の記載があったので、それを参考にしながら『OKUHIKARI~おくひかり~』を淹れてみました。
特に気をつけたのは『お茶の温度:70°位』と『蒸らし時間』です。
厳密にはできませんでしたが、タイマーを使いつつ実践しました。
1分と少し待つと、綺麗なライトグリーンに!
ただ、見た目では他のお茶と区別しにくいです。(汗)
早速いただいてみると…「口当たりがまろやか!」雑味がありません。
いつもは当たり前のように熱々の熱湯で淹れていましたが、湯の温度でこんなにも口に含んだ時の印象が変わる事に驚きました。
高級感のあるお茶ってこんな感じなんですね。(笑)
それから「甘み」を感じ、飲んだ後の風味に渋みも感じました。これでも苦味は「★」なんですね。
「2煎目」は茶葉が開いているので、先程より少し熱いお湯を入れて数秒待ってすぐに湯飲みへ。
メルマガによると、10秒程で良いそうです。色も1煎目より出た感じがします。
一方で、「味」は軽い感じの飲み口に感じました。
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▲左:煎れる前 右:2煎目後
2煎目が終わると、茶葉がかなり開いているのがわかります。(写真右)
3煎目は熱々のお湯を淹れてすぐ飲めるそうです。
こうやってお湯の温度や蒸らす時間を考えてお茶を淹れたことが無かったので、とても勉強になります。
1煎目と2煎目の味や蒸らし時間も全く異なる所に、私が求めていた「お茶の奥深さ」を実感しました。
「TOKYO TEA JOURNAL」の口コミや評判
「TOKYO TEA JOURNAL」は毎月のテーマに合わせてお茶が届くので、他の人と中身は同じです。
そのため、SNSなどで同じお茶を飲んだ方の感想を閲覧したり、交流を楽しむのも楽しさの1つになる事でしょう。
以下は、Twitterでの口コミです。
今月のお茶🍵
2月はカカオ特集
チョコレートに合うお茶を。#TokyoTeaJournal#煎茶堂東京 pic.twitter.com/XFfspDjIBq— myu (@myu_s0702) February 10, 2021
初!@senchado_tokyo さんのお茶のサブスクが届いた!
今回はカカオの特集!
バレンタインデーを意識したチョコに合うお茶が入ってて最高🍵
美味しく飲ませていただきます!#煎茶堂東京 #TokyoTeaJournal pic.twitter.com/afzo8eL1ZI— Mark(Masaki) (@mark_1975M) February 10, 2021
「TOKYO TEA JOURNAL」の料金について
「TOKYO TEA JOURNAL」の料金プランは1つで、お届け頻度も「1ヵ月に1回」と固定されています。
- 月額:500円(税込)※配送料は一律300円
なお、支払いは「クレジットカード払い」のみとなり、毎月25日払いとなります。
「TOKYO TEA JOURNAL」では初回お試しプラン制度はありませんが、回数の縛りも無いため、スキップ・退会はマイページよりいつでも可能です。
「TOKYO TEA JOURNAL」のメリット・デメリット
最後に、利用してみて感じた「TOKYO TEA JOURNAL」のメリットとデメリットをまとめました。
「TOKYO TEA JOURNAL」のメリット
私が感じた「TOKYO TEA JOURNAL」のメリットは以下の4つです。
- 様々な日本茶を楽しめる
- 気に入ったお茶は割引価格で購入できる
- 季節を反映した「情報誌」で2倍楽しめる
- 続けやすい価格
特に私がよいと感じたメリットは、『2.気に入ったお茶は割引価格で購入できる』ことです。
「TOKYO TEA JOURNAL」の会員である場合、店舗・オンライン通販で使える「15%OFF」の特典がつきます。「TOKYO TEA JOURNAL」自体の割引に充てることはできないのでご注意ください。
なんとお茶だけでなく、茶器など150種類以上の全商品が対象です。
ギフトや自分へのご褒美にピッタリの、カラフルで可愛いパッケージも魅力的でした。
個人的には以下のような、「ギフトパッケージ」も気になっています。
お気に入りのお茶をセットして、両親や友人へのプレゼントにしても良いかもしれません。
もちろん「TOKYO TEA JOURNAL」で届く(お試し)サイズの購入もできますよ。
「TOKYO TEA JOURNAL」のデメリット
一方で、正直言うとデメリットはあまり見つからなかったです。
「申し込みの簡単さ」「届いた物のボリューム」「情報誌の内容」「始めやすい価格」どれをとっても全体的に満足度が高かったです。
強いて言えば、初回の『WELCOME LETTER』や『保存版のお茶の煎れ方』などが入っていたら、もっと気分が上がったかもしれません。
本格的なお茶の煎れ方が全く分からない状態で申し込みをしたので、メルマガで届いた「お茶の煎れ方」を頼りましたが、メルマガを見逃していたら右往左往していたでしょう。
また、急須や湯飲みが自宅にあったから良かったものの、自宅に「お茶を煎れる道具」がない方はアイテム購入から始める必要があるので、初期費用が高くなる可能性もあります。
「TOKYO TEA JOURNAL」の割引クーポン
すでに「TOKYO TEA JOURNAL」を利用している方に『紹介コード』を教えてもらう事で、初回限定で月額無料(配送料のみ)で申し込むことができます。
以下の紹介コードをリンク先に入力することで、特典クーポンが入手できます。
「TOKYO TEA JOURNAL」の正直な感想
この記事全体でお伝えしたように、個人的な「TOKYO TEA JOURNAL」の満足度は非常に高いため、今後も続けていきたいと思います。
「TOKYO TEA JOURNAL」は全国のお茶が届くだけでなく、お茶の煎れ方や楽しみ方を知れる点が最大の魅力です。
特にコロナ渦で「何かを生活に取り入れたい」「新しい事に挑戦したい」という方には、始めやすい趣味としておすすめできます。
こちらのレビューをきっかけに、日本のお茶の魅力に気づく方が増えたら嬉しい限りです。