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個人事業主の会計・確定申告が楽になるマネーフォワードクラウド

お金を見える化してくれるアプリとして2012年にローンチされた「マネーフォワードME」は、利用者数は1,000万人(2020年5月時点)を突破し、現在、家計簿アプリとしてシェアNo.1の地位を確立しています。

ですが、中には「帳簿の作成」や「確定申告」を希望する方もいるでしょう。

その要望に答えるべく開発されたのが「マネーフォワードクラウド」です。マネーフォワードクラウドは、企業の会計などバックオフィス業務や法人・個人での確定申告などを定額・月額制で利用することができます。

「マネーフォワードクラウド」とは?

マネーフォワードクラウドは「マネーフォワードME」の派生サービスで、月額定額制で以下5つの機能が利用できるクラウド型サブスクリプションサービスです。

  1. クラウド会計・確定申告
  2. クラウド請求書
  3. クラウド経費
  4. クラウド給与
  5. クラウドマイナンバー

上記サービスの利用範囲は、次章で解説する料金プランや利用者が法人・個人であるかによって異なりますが、現在は5つすべてをワンパッケージで提供されるようにもなりました。

マネーフォワードクラウドの料金プラン

マネーフォワードクラウドの月額料金は「法人」と「個人事業主」に分けて設定され、その中で企業規模や用途によって料金プランが分けられます。

料金プランには「年間プラン」と「月額プラン」の2種類があり、年間で支払う「年間プラン」であれば1ヶ月あたりの料金が安くなります。

– 法人 – スモールビジネス ビジネス
基本料金
(年間プラン)
年間35,760円
(1ヶ月2,980円)
年間59,760円
(1ヶ月4,980円)
基本料金
(月額プラン)
月額3,980円 月額5,980円
会計業務 決算書作成
明細の自動取込
部門登録 2部門まで 無制限
仕訳の承認・変更履歴 ✖︎ ✖︎
振込データの作成 ✖︎
請求業務 見積・納品・領収・請求書作成
請求書作成メンバーの追加 3名まで 無制限
請求書の郵送 1通あたり180円 1通あたり170円
郵送、メール等の一括操作 ✖︎
経費精算
給与計算
社会保険手続き
勤怠管理
マイナンバー管理

法人利用の場合は、上記の他に「エンタープライズ」という、上場企業やIPOを検討する企業向けにすべての機能が使い放題のプランがありますが、固定料金ではなく問い合わせが必要になります。

– 個人事業主 – パーソナルミニ パーソナル パーソナルプラス
基本料金
(年間プラン)
年間9,600円
1ヶ月800円
年間11,760円
1ヶ月980円
年間35,760円
1ヶ月2,980円
基本料金
(月額プラン)
月額980円 月額1,280円
確定申告 確定申告書の作成
明細の自動取込
消費税集計機能 ✖︎
レポート機能 キャッシュフローレポートのみ
請求業務 見積・納品・領収・請求書作成
毎月自動作成 ✖︎
回収消込表 ✖︎
請求書の郵送 1通あたり190円 1通あたり170円 1通あたり170円
郵送、メール等の一括操作 ✖︎
取引先の登録数 上限15件 上限なし 上限なし
経費/給与/社会保険/
勤怠/マイナンバー

個人事業主利用の場合は、最も安い「パーソナルミニ」なら年間で1万円かからず、すべての機能が使える「パーソナル」にしたとしても、月額980円、年間でも1万円ちょっとなので、会計クラウドサービスの中でもかなりリーズナブル。

プランによる差は利用できる機能とメンバー数の制限の有無ですが、上記有料プランの他に、機能制限されていますが「フリープラン」も用意されています。

低下価格で高コスパの会計クラウド

マネーフォワードクラウドの料金は、上記の基本料金に各サービスの従量課金、オプション料金を足した金額が、月額料金になります。

従量課金は6名以上からで、経費や給与など1名あたり300〜500円とリーズナブルです。

個人事業主や小規模事業者であれば月額1,000〜2,000円台とかなり低価格で、すでに「マネーフォワードME」を利用していた個人事業主はもちろん、少人数の会社には利用しやすいクラウド会計サービスでしょう。

マネーフォワードクラウドの評判

ランサーズを使うなら会計ソフトはマネーフォワードクラウド会計一択。特にランサーズの仕事情報を自動で習得するのが優秀(30代/男性)