防災食品のサブスク？「カップヌードルローリングストック」とは

皆さんは、「ローリングストック」という言葉をご存知でしょうか。

ローリングストックとは、普段から少し多めに食材や加工品を購入しておき、消費したら買い足していくことで常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法のことです。

島国に生きる私たちは、現在流行している新型ウイルスだけではなく、地震、集中豪雨、雪害など様々な脅威と共に生活しているため、「万が一の備え」が必要になります。

とはいえ、「何が必要か分からない」「保存食は美味しくない」といった悩みもあるでしょう。

そこで今回は、”防災食品”という観点から、大手食品メーカー「日清」が出す美味しくて簡単な新防災サービスの「カップヌードルローリングストック」を紹介していきます。

防災食品のサブスク「カップヌードルローリングストック」とは？

「カップヌードルローリングストック」とは、「カップヌードル」で馴染み深い日清食品の新防災サービスで、その名の通りカップヌードルを3ヵ月ごとに定期配送してくれる（サブスクリプション）サービスです。

さらに初回購入の際には、電気・ガス・水道が止まっても食べられるように、ミニコンロや鍋・水がセットになった「特製BOX」が届けられます。

「カップヌードルローリングストック」は防災分野の専門家が推奨の証である「防災製品等推奨品」にも認定されているサービスで、初回を除いた基本の配達頻度は3ヵ月に1度、カップヌードルやカップメシが定期的に自宅に届きます。※届く個数はプランにより異なる

そのため、備蓄した食料の賞味期限切れを招くことも少なくなります。

カップヌードルローリングストックのポイント！

「カップヌードルローリングストック」のフルセットを申し込むと、月々のカップヌードル配送の他に災害時の食事に便利なアイテムが届きます。（初回時）

災害時にも不自由なく温かい食事がとれるように、下記が入った充実セットです。

これらのセットが、保管ケース・持ち運びリック・腰掛けとしても使える「特製ボックス」に入って届きます。

災害時、特に寒い地域や豪雪などの場合は、「保存食はあるけど、温める道具が無い」という問題も回避するだけでなく、ソーラーライトも付属しているので、これさえあれば防災グッズとしても活用できます。

もちろん「カップヌードル以外の物は用意できる」という場合は、カップヌードルの「入れ替え用9食セット」のみを注文する事も可能です。

特に、災害を経験したことのない方からすると、「防災」や「備え」と言ってもなかなか想像するのが難しいばかりでなく、備える事の重要性が希薄になっていることもあります。

そのため、「いつ何が起きても」食料や生きるための備えは、「備えあれば患いなし」なのです。

「カップヌードルローリングストック」では13種類のカップヌードル・メシを取り揃えており、ご自身の好みやストック状況にあったカップヌードルを選ぶことができます。

定番のカップヌードルから食べやすいうどん・そばまであるため、「子供やお年寄りには食べにくい種類は控えたい」「災害時には好きなヌードルで元気を出したい」など、同じ味で飽きることなく、万人にも食べられるように備えておくことが可能です。

ただし、最初の「基本の9食セット」は予め定められているのでご注意を。

「カップヌードルローリングストック」は、2回目の配送のみ、最初のお届けより1か月後に「入れ替え用9食」が届きます。

これは、日清食品では最初のセットで届いた「基本の9食」は、セットの道具で実際に調理して食べてみることを推奨しているためです。

小さなことかもしれませんが、実際に体験をすることで防災意識を高めることに繋がります。

そして、3カ月後にまた届いたら、手元にあるカップヌードルを「食べ」、新しく届いた物を「備蓄」します。これがサービスの名前にもなっている「ローリングストック」です。

常に新しいものを備蓄することができるため、万が一の際にも賞味期限を切らすことがありません。

日頃から防災食に慣れておくことで、非常時にも安心して食べることができるのも利点です。

「カップヌードルローリングストック」の料金プランは、配送するセット内容に応じて異なります。

カップヌードルローリングストックセット＋入れ替え用9食セット（1人3日分）
初回：13,000円（税抜）
3カ月毎：2,000円（税抜）
（消耗品のみ）ファミリー向け追加セット＋入れ替え用9食セット（1人3日分）
初回：2,700円（税抜）
3カ月毎：2,000円（税抜）
ローリングストック入れ替え用9食セット
3カ月毎：2,000円（税抜）
フルセットの単品購入（定期配送無し）：15,000円（税抜）